近年よく耳にするようになった「メタバース」。
結局なにができるのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではメタバースの仕組みを理解するために重要な4つのポイントについて解説します。
メタバースを活用することで、どのようなサービスを受けることができるのか、自分の生活にどのように役立つのかを詳しく説明します。
最後に、メタバースを利用してどのようにお金を稼ぐことができるかを紹介します。
さあ、メタバースを使いこなしましょう。
- メタバースとは?
- メタバースを利用するメリット
- あなたの生活への影響
- メタバースでお金を稼ぐ
1.メタバースとは?
メタバースってよく聞くけどなんなの。。
さっそくですが、メタバースをわかりやすく言うと…
デジタルな仮想現実の空間のこと!!
以上です。
正直、メタバースについてはこの認識で充分かなと思いますが、詳しくは下記で説明します。
例えると以下がメタバースに近い空間といえるでしょう。
メタバースの詳しい説明
メタバースとは、世界中のどこからでもデジタルサービスやプロダクトを生み出すことができる仮想空間。
雇用者と被雇用者双方からの依頼を受け入れ、適切な仕事をマッチングさせるプラットフォームとなっています。
分散型ブロックチェーン技術により、メタバースは安全で信頼性の高い環境を提供し、ユーザー間の取引を容易にします。
Metaverseプラットフォームは、Metaverse Core LayerとMetaverse Side Chain Layerから構成されています。
Metaverse Core LayerはMetaverseの基盤層として設計され、Side Chain Layerは柔軟性と拡張性を提供します。
メタバースのプラットフォーム
ここからは、おすすめのメタバースプラットフォームを紹介していきます。
紹介するのは、以下の3つのプラットフォームです。
・The Sandbox(サンドボックス)
The Sandboxは、ブロックチェーンベースのバーチャルゲーミングプラットフォームです。
プレイヤーは自身のゲーム体験やコンテンツを作成、共有、収益化することができます。
The Sandboxはサンドボックススタイルのゲームワールドで構成されており、プレイヤーは地形、建物、キャラクターなどの様々なアセットを使用して自分自身のゲームやゲーム体験を作成することができます。
ゲームワールドは分散型であり、アセットの所有権はブロックチェーン上に保存されます。
・Decentraland(ディセントラランド)
Decentralandは、Ethereumブロックチェーン上で動作するバーチャルリアリティプラットフォームです。
ユーザーはメタバース内で経済活動を行うことができ、自身のコンテンツやアプリケーションを作成、体験、収益化することができます。
経済活動はゲーム内通貨「MANA」で行い、メタバース内の土地や商品などの購入、または自らが作成したアイテムやNFTなどを販売することができ、ビジネスも実行可能。
Decentralandは分散型、没入型、対話型の環境内です。Decentralandはユーザー同士が互いに対話することができる共有のバーチャルスペースなども提供しています。
・Cluster(クラスター)
クラスターは日本発のメタバースになります。
無料で利用することができ、ユーザー同士の交流をメインとしたプラットフォームとなっています。
スマホ・PCのどちらにも対応しており、メタバース内ではイベントなども定期的に開催されています。
メタバース内では独自のクラスターコイン(仮想通貨ではない)を使用してアイテムを購入でき、そのアイテムを他のプレイヤーに贈ることも可能です。
日本人にも馴染みやすく、幅広い楽しみ方ができるプラットフォームと言えるでしょう。
2.メタバースを利用するメリット:なにができる?
概要はわかったけど、なにができるの?
どんなことができるか、どう活用できるか解説するね。
メタバースのプラットフォームを利用することで、デジタル空間での仕事の機会を見つけ、提供することができます。
採用企業にとっては、メタバースを利用することで、コストを削減し、世界中の潜在的な従業員にアプローチするためのプラットフォームを提供します。
一方、従業員にとっては、このプラットフォームは、適切な仕事を見つけ、簡単かつ安全な方法で報酬を得るための機会として機能します。
このプラットフォームは分散型であるため、ユーザーは自分の雇用条件をより自由にコントロールすることができます。
また、このプラットフォームは、ユーザーの日常生活に役立つさまざまなサービスも提供しています。
これらのサービスには、デジタル資産管理、データ保存・分析、支払い・決済、ID認証サービスなどがあります。
メタバースは、従業員と雇用主をマッチングするためのAI駆動の求人推薦エンジンも提供しています。
3.生活への影響
Metaverseのプラットフォームは、あなたの生活に大きな影響を与える可能性を秘めています。
プラットフォームを活用することで、デジタル空間上で仕事を行いながら、コストを削減し、生産性を向上させることができます。
データストレージや資産管理などのサービスを利用すれば、情報、ファイル、資産を安全で信頼できる環境で簡単に保管・管理することができます。
また、プラットフォームを利用することで、新たな仕事の機会を得ることもできます。
メタバースを通じて、興味のある仕事を見つけ、簡単かつ安全な方法で報酬を得ることができるかもしれません。
また、同プラットフォームのAIによる求人推薦エンジンにより、より効率的に仕事を見つけることができます。
4.メタバースでお金を稼ぐ
Metaverseのプラットフォームは、お金を稼ぐための様々な方法を提供します。
プラットフォームを通じて、あなたはサービスや製品を提供し、支払いを受け、雇用主からの仕事を完了することができます。
暗号通貨を利用することで、安全かつ信頼性の高い方法で支払いを送受信することができます。
さらに、メタバース・プラットフォームは、デジタル・トークンの形で報酬を獲得する機会をユーザーに提供します。
これらのトークンは、Metaverseのエコシステム内の様々なサービスや製品に使用することができます。
また、これらのトークンを取引することで、価格上昇を通じて収益を上げることができます。
メタバースでできること
不動産投資
具体的なものとしてはもう始まっていますが、メタバース上の土地が不動産投資の対象になっています。
地球と同じで、仮想空間にも土地があり面積には限りがあるので、メタバース上で何かを始めたければまず土地が必要になるのです。なので土地を持っているとメタバース上で店舗を出店したり、サービス事業を始めることができ、また土地としての価値にも注目されています。
既にGUCCIやadidas、エイベックスなど多くの一流企業が目を付けており、すでに土地を購入しています。
ゲーム
メタバース上でゲームがプレイでき、ゲーム内で賞金などのお金(仮想通貨)を稼ぐことができます。
P2E(Play to Earn)といい、プレイして稼ぐという意味になります。
またゲーム内で獲得したアイテムなどを売買することでお金(仮想通貨)を稼ぐことができます。
いままではゲームをする際、お金を払ってゲームを購入し、遊んだら終わりだったと思いますが、今後はゲームで遊んで生活費を稼ぐ時代が来るかもしれませんね。
バーチャル会議・ライブ
コロナ禍の影響でオンラインミーティングなどが普及しましたが、その更に先に自宅にいながら仮想空間上に集まり会議をするという未来があります。
またアーティストのライブなども仮想空間上で行うことができます。
日本のアーティストである三木道三氏も実際にメタバース上でLIVEを行っています。
イベント企画
上記にともない、仮想空間のイベント企画などの仕事も増えるでしょう。
また、メタバース内では様々なイベントが開催されています。まず参加して体験してみると世界が広がりいい経験になるかもしれませんよ(^^)
メタバースの始め方
- 仮想通貨取引所の口座
- 仮想通貨ウォレットを用意するMetaMask(メタマスク)
- メタバースプラットフォームと接続する
1.仮想通貨取引所で口座開設する
メタバースの世界では、NFTやアイテムの売買に仮想通貨が用いられているので、仮想通貨取引所口座が必要になります。
まだ仮想通貨取引所の口座をお持ちでない方は以下の国内取引口座がオススメです。
無料で解説できて初心者でも利用しやすく操作も分かりやすいので、これから始める方は是非利用しましょう(^^)
・Coincheck(コインチェック)
・bitFlyer(ビットフライヤー)
海外にも仮想通貨取引所は存在しますが、日本に在住の場合日本円で購入することになることを想定すると、送金手数料などがかからない国内仮想通貨取引所の利用をおすすめします。
また、2022年11月には米FTXによる破綻騒動も発生していることから、今は特に金融庁に認められている国内の取引所での口座開設が信頼性も高くメジャーとなっています。
以下の記事でわかりやすく解説しているので参考にしてみてください!
2.仮想通貨ウォレットを用意する
仮想通貨取引所で仮想通貨を購入したらご自分のウォレットを準備しましょう。
メタバースを利用するためには仮想通貨ウォレットとメタバースプラットフォームを接続する必要があります。
ウォレットをお持ちでない方は、「MetaMask(メタマスク)」がおすすめです。
「MetaMask」はとても人気があり、NFT売買プラットフォームである「OpenSea」にも接続し利用できますよ(^^)
ウォレットを用意できたら、国内取引所で購入した仮想通貨をご自分のウォレットに送金しましょう。
3.メタバースプラットフォームと接続する
ウォレットを準備できたら、メタバースプラットフォームとご自分のウォレットを接続します。
メタバースの利用自体は基本無料で遊べるので、まずは気になったプラットフォームであそんでみましょう!
まとめ
結論として、Metaverseプラットフォームは、デジタル空間における仕事の機会を見つけ、提供するための素晴らしい機会を提供します。
分散型ブロックチェーン技術により、このプラットフォームはユーザーに安全で信頼性の高い決済を提供します。
さらに、このプラットフォームは、デジタル資産管理、データの保存と分析、支払いと決済、およびID認証などのサービスを提供します。
また、このプラットフォームを通じて、サービスや製品の提供、支払いの受領、デジタルトークンの取引などを通じて、収益を上げることができます。
メタバースのキーポイントを理解することで、このプラットフォームを最大限に活用することができます。