罰カノ2〜ムッツリ広瀬ちゃんの逆襲〜|逆襲されるのは、彼氏のほうです
PRこの記事にはアフィリエイトリンクを含みます
「ムッツリ」って、本人が名乗る言葉じゃないんですよ。
あれは外から貼られる呼び名です。つまりこの子は、すでに誰かに見抜かれている。おとなしい顔の下に何があるか、周りにバレた状態からスタートしてるわけです。
その上で副題が「逆襲」。見抜かれた側が、反撃に出る。誰に対して? 決まってます、彼氏に対してです。
罰カノ2〜ムッツリ広瀬ちゃんの逆襲〜のあらすじ
まず前提から。罰ゲームのウソ告白で付き合い始めた二人、という始まり方をしています。冒頭に前作の振り返りが入っていて、そこを読むだけで関係の歪さが分かるようになってる。
で、時間が経つ。書店のレジでバイトしてる彼氏の前に、数学の参考書を持った女子高生が立つ。まっすぐ前を見て、無表情で、制服のシャツがはち切れそうになってる。彼氏の心の声が最高に正直で、真面目そうだけど胸がすごい、みたいなことを考えてるんですよ。この一枚が導入として強い。
そこから先が本題です。二人とも初めての恋人同士で、分からないことだらけ。彼女のほうは、恋愛テクの本を買ってくる。彼氏を喜ばせるための本です。買っちゃうんですよ、この子。
そして立ち読みの最後のほうで、もう立場が傾き始めてる。彼氏がしどろもどろになってる横で、彼女が下着姿で顔を寄せて、今日は大丈夫な日だからいいよ、と笑ってる。押し倒す側だったはずの男が、完全に飲まれてる。
さらに、彼女を怒らせてしまったらしい場面まで入ってます。おしおき、と書いてある。ここから先が本番のはずです。
「逆襲」で強気キャラになるんじゃない、というのがデカい
続編で一番怖いのって、これでしょ。1で好きになった控えめな子が、2でいきなり百戦錬磨になって、あの初々しさが消えてる。経験ありませんか。私はあります。何度もあります。
この作品の「逆襲」は、そういう方向じゃなさそうなんですよ。少なくとも立ち読みで見える範囲では。彼女が主導権を取りにくる理由が、ずっと「彼氏を喜ばせたいから」で一貫してる。本まで買って勉強して、それが結果として彼氏を圧倒してしまってる。
この構造がいいんです。強くなったんじゃなくて、好きすぎて前のめりになった結果、気づいたら彼氏が押されてる。だから甘さが死なない。恋人同士のままで、主導権だけが移動する。
そして相手は彼氏一人だけ。他の男は出てこない。部屋で二人きり、外の世界が完全に閉じた状態で、彼女がじわじわ上にいく。この密室感が、90ページという分量とかみ合ってるはずです。
罰カノ2のサンプルを見て、この一枚でやられた
書店のレジのページです。あれが一番いい。
まっすぐ立って、口を閉じて、表情がほぼ動いてない。目だけがこっちを見てる。ツインテールの毛先が肩から前に落ちてて、白いシャツの下で胸が完全に主張してる。本人はそれを何とも思ってなさそうな顔をしてるのが、もう全部なんですよ。
この「無自覚に見える顔」を最初に見せておいて、後のページでその同じ子が下着姿でにこにこ笑いながら距離を詰めてくる。同じ顔の造作で、目の力だけが変わってる。落差がちゃんと作られてる。
あとベッドで仰向けになってる一枚。目を閉じて、口が開いて、頬が完全に赤い。さっきまで主導権を握ってた子が、ここでは崩れてる。上に行ったり下に行ったり、この往復があるから飽きないんだと思います。
色の付け方も柔らかくて、肌が健康的に見える。えぐくないんですよ。かわいい絵で、やってることは容赦がない。この組み合わせが好きな人は、サンプルを見た時点で分かるはずです。
90ページを、二人だけで持たせるということ
自分でも漫画を作るので分かるんですが、登場人物が二人しかいない話を90ページ持たせるのって、相当きついんですよ。新しい人物を足せば場面は勝手に動く。それをやらずに、同じ二人の関係の傾きだけで押し切る。
逃げてないってことです。で、逃げてない作品は、読む側がまるごと得をします。一人の女の子を延々と見ていられる。それがこの分量の意味だと思う。
この彼女に惚れるか、そうでないか
◎ こういう人は買っていい
- おとなしそうな子が、好きすぎて積極的になる過程が見たい
- 他の男が出てこない、一対一で閉じた話が好き
- 巨乳をちゃんと巨乳として描いてくれる絵柄が好み
- 主導権が彼女に移っても、甘い雰囲気は残っててほしい
- 続編で性格が壊れる系にうんざりしてきた
△ 合わないと思う人
- 寝取りや第三者の介入がないと物足りない
- ヒロインが主導権を取るのが苦手、男が押し切る展開が好き
- 1作目の関係の経緯を知らないと入れないタイプ
- 激しい陵辱や暗い展開を期待している
1を読んでなくても入れます。冒頭でちゃんと前提を振ってくれるので。ただ、罰ゲームの告白から始まった関係がここまで来たのか、という感慨は1を知ってるほうが断然強い。余裕があるなら順番に行ってほしい。
控えめな子が、勉強して、頑張って、気づいたら彼氏を圧倒してる。それを探してたなら、これです。
当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しており、記事内のリンクから商品を購入いただくと売上の一部が当サイトに還元されます。作品の評価はすべて管理人自身の判断によるものです。 詳しくは運営者情報・免責事項をご覧ください。





